衆議院選挙の投票には当然行くべきだ
2005年09月04日(日)

1週間後の9月11日(日)が,衆議院選挙の投票日だ.連日テレビや新聞でも取り上げられているので,知らない人はいないだろう.主義主張は人それぞれで構わない.みんなが同じ思想の国なんて,まっぴらだ.ただ,1つだけ言っておきたいことがある.

参政権を持っているなら,選挙では必ず投票をするべきだ.もし投票に行かないなら,我が国の政治について一切文句を言う資格はない.景気がどれほど悪くなろうが,年金をもらえなくなろうが,官僚が天下りしようが,国際政治で無視されようが,金まみれの政治だろうが,一切文句を言うな.日本が変わらないとしたら,変えようとしない奴,投票に行かない奴が悪いのだ.悪政の責任を取るべきは,参政権を行使しない愚か者だ.

2001年07月30日の独り言「参院選を終えて」に,以下のように書いた.国民が賢明にならなければ,日本は良くならない.

一番気に入らないのが投票率の異常な低さだ.総務省の発表によると,投票率は56.4%で過去3番目に低い水準となったそうだ.怪我や病気等の理由で,やむを得ず選挙に行けなかった人もいるだろう.しかし,そのような人は少数に違いないわけで,国民の半数近くが参政権を放棄して,無茶苦茶な政治で構わないと意思表示したわけだ.アホとしか言いようがない.こんな国民が主権を持つ国が国際社会で一目置かれる存在になれたら,それこそ奇跡だろう.やはり,もらいものの民主主義ではダメか.教育改革を叫ぶ人達が多いが,改革するなら是非,参政権をきちんと行使するというまともな感覚を持った国民を育てて欲しいものだ.

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