まずは下記のニュースを読んで欲しい.薬害エイズなどの犯罪的行為を繰り返しながら,それでも,「予防」という考えは拒絶するらしい.事後処理しかできないのは無能の証だ.なお,電磁波に注意すべきであることは,2001年04月21日(土)の独り言「携帯電話は持たない」にも書いている.周囲からは時代錯誤とか言われるが...
煙草を頻繁に吸えば肺ガンで死ぬ可能性は極めて高い.このことは周知の事実であるから,喫煙者は肺ガンになっても自業自得である.健康よりも快楽を選択するのはその人と家族の問題なので口出しする気はない.しかし,危険性のあるものを放置する役所の態度は許し難い.被害が出てからでは遅いということが理解できないのか.
【ニュース】
世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究機関(IARC)は,高圧送電線や電化製品などから出る電磁波について,「発がんの可能性がある」との見解をまとめた.ただし,動物実験による証拠は不十分で,解明すべき課題はあるという.WHOは各国政府や電力業界に予防対策をとるよう伝えた.
経済産業省は「白血病が2倍になるとの疫学結果は認識しているが,調査の偏りの可能性も残る.動物実験などによる科学的なメカニズムも明らかになっておらず,すぐに何らかの規制などは考えていない」と話す.住民に必要以上に不安を与えないため,当面,財団法人「電気安全環境研究所」に委託し,「電磁界と健康」のホームページでIARCの見解を紹介する.