2001年04月21日(土)
携帯電話は持たない

日本中どこへ行っても,スキー場でも,みんな携帯電話を使っている.その便利さは認めるが,私は携帯電話を持ったことがないし,持つ気もない.かなりの割合の人がバスや電車で,黙々とメールを打っている姿は異様としか言いようがない.携帯電話を利用していると言うよりはむしろ,携帯電話に振り回されている人間が滑稽に思えたりもする.しかし,人様の生き様に口出しするほど私は偉くもないので,その点についてとやかく言うつもりはない.しかし,携帯電話は有害ではないのか.頭の至近距離で電波の送受信をして,本当に問題はないのか.これまでも,これからも,大本営発表を鵜呑みにしているようではいけない.自分の身は自分で守らなければならない.薬害事件などを他人事と思っている人も明日は我が身である.

参考までに昨日付けのニュースを記載しておこう.裁判の結末はわからないが.

【ニューヨーク20日=共同】

携帯電話使用による電磁波で健康被害に遭ったとして米国の患者らが,日本メーカーを含む携帯電話関連企業を相手に,巨額の損害賠償や悪影響を防ぐヘッドホンの無料提供などを求めた集団訴訟を20日までにニューヨーク州などの裁判所に起こした.携帯電話の電磁波をめぐる大規模な集団訴訟は初めてとみられる.損害賠償請求額は明らかではないが,懲罰的賠償を含め計数十億ドルに上るといわれる.被告には,米国NEC,米国ソニー・エレクトロニクス,北米三洋電機,米国松下電器の日本関係の4社のほか,米地域通信最大手のベライゾン・コミュニケーションズ,長距離・国際通信スプリントの携帯電話部門スプリントPCS,AT&Tなどの通信会社やモトローラ,ノキア(フィンランド)などの大手通信機器メーカーも含まれる.訴えによると,携帯電話の電磁波の悪影響は,頭部から携帯電話を離して使用できるヘッドホンを使えばかなり減らすことができることを企業側は何年も前から知っていたと主張.

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