今年の夏にドイツを訪問する予定だ.目的地であるガルミッシュ・パルテンキルヘンに行くために,ミュンヘン国際空港を利用する.往路では,そのまま目的地に向かうことにしているが,帰路では,空港近辺で1泊して,翌朝のパリ行きのフライトに乗る.このため,ミュンヘン国際空港に近いホテルを予約することにした.
普段,海外のホテルを予約する際には,ホテルのウェブサイト,予約業者のウェブサイト,あるいは旅行代理店を利用している.1人で行く場合や,せいぜい子供も合わせて3人で行く場合までなら,インターネット予約で十分なのだが,4人ともなると,泊まれるのかどうかすら確認できない場合が多い.今回も,いくつかのホテルチェーン(Holiday Inn, Starwood, Marriott, Mercureなど)を調べてみたが,不明な点が多い.
最終的に,ロケーションや宿泊料金,設備などから,”ArabellaSheraton Airport Hotel Munchen”が良いと判断したが,子供用ベッドや朝食料金がどうなるのか分からなかった.その名前の通り,このホテルはシェラトンホテルで,”Starwood Hotels & Resorts Worldwide”傘下のホテルだ.
スターウッドのウェブサイトには,「ご質問がおありですか?」と書かれた大きな?マークがあり,ここをクリックして,国名と電話番号を入力すると,その番号に電話がかかってくるという仕組みになっている.「ご希望時間」を「現在」にして,ボタンをクリックすると,数秒で電話の呼び出し音が鳴る.かなり早口のボイスメッセージが流れて,ホテルブランドごとに異なる番号を押すように言われるので,その指示に従うと,オペレータに繋がる.ただし,すぐに繋がるとは限らない.オペレータが全員対応中であれば,待たされる.まあ,これは仕方ないだろう.
担当のオペレータに,大人2人と乳幼児2人の合計4人で宿泊したいと伝えたところ,ホテルの客室によって宿泊できる客数が異なるとのことで,希望を言って調べてもらうことになった.ホテル名”ArabellaSheraton Airport Hotel Munchen”と宿泊予定日を告げると,”1 Double + 1 Single Bed”の部屋が用意できるという回答を得た.この部屋は,ウェブサイトでは「空き室なしで予約不可」となっていた部屋だ.オペレータのお姉さんに確認したところ,電話予約では,ウェブサイトに表示されない部屋も確保できるらしい.ラッキーだ.ダブルベッドなら,母子2人あるいは3人で寝ても大丈夫だろう.キャンセルポリシーと朝食の有無などを確認して,予約は無事終了.料金は1泊110ユーロ.