遂にデジタルビデオカメラを購入した.購入を決意して,機種選定に取り組みはじめてから既に3ヶ月以上.納得できる買い物だ.今回購入したのは,オレンジ色のソニー製TRV22Kだ.選定に際しては,必要な性能を低価格で実現していることが重要である.特に,メガピクセル機(画素数が100万超の機種)に騙されないことがポイントだった.そもそも,動画を撮影したいからビデオカメラを買うのであって,中途半端な静止画が撮れるというだけのために,肝心の動画がまともに撮れなくなるのでは本末転倒も甚だしい.しかも,高いお金を支払って.静止画はデジカメで撮るのだから,そんな機能は不要だ.この春に発売された新機種の中でも,TRV22Kは相当に安い機種で,私のような貧乏人にはピッタリだ.しかも,私のような素人には性能的に不満もない.
さて,TRV22Kはソニー製であるが,そのソニーの株価は週末ストップ安だった.業績発表に反応して売りが殺到したわけだが,最近の日本株式市場はある面で酷い.まあ,小泉政権が誕生してから,東証株価指数とかも概ね半分になっているのだから,酷いのは最近に限ったことではないが...特に最近は,誰でも知っているような,いわゆる一流企業が酷い.その原因の一翼を担う年金代行返上とかも含めて,日本政府の無策が根本の原因だろう.証券税制なんかも訳分からないし.なんとか正しい方向で頑張ってもらいたい.多くの日本人が日本企業の株を買って応援しようと思えるような環境を整備してもらいたいものだ.そこが資本主義の要だろう.戦後,世界で最も成功した社会主義国家と言われる日本には,なかなか実現が難しいのかもしれないが...