千と千尋の神隠し
2003年01月26日(日)

遂に,宮崎駿監督の映画「千と千尋の神隠し」がテレビ放映された.貧乏で映画館には見に行けなかったので,ビデオに録画して,自宅で鑑賞した.その後のニュースによると,関東での視聴率は46.9%だったとか.凄い数字だ.海外に目を向けても,全米映画批評会議,ロサンゼルス映画批評家協会,ニューヨーク映画批評家協会,オンライン映画批評家協会,米国カナダ放送映画批評家協会などの賞を受賞し,さらにアニー賞やアカデミー賞へのノミネートは確実とされ,国際的に非常に高い評価を受けている.

ところで,この映画の何がそんなに良いの? 「カリオストロの城」,「風の谷のナウシカ」から宮崎駿作品のファンであるが,「千と千尋の神隠し」が国際的にこれだけ高い評価を受ける理由は何なのか? それがわからない.

八百万の神とか言われても,一神教であるキリスト教が背景にある西洋人には理解しにくいような気がするし,あの少年の正体にしても理解できるのかとちょっと疑問に思う.ギリシア神話などに馴染みがあれば問題ないのだろうか.彼らは一体何を評価しているのだろうか.もちろん,絵の綺麗さが抜群であることは間違いないが.

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