２００２年０４月２１日（日）
スパムメールにウィルスメール

スパムメールやウィルスメールが怒濤のごとく送られてくる．スパムメールの発信者は１００％悪者であると確信するが，ウィルスメールの発信者は恐らく無知な二次的加害者が多いのだろう．自分が知らないうちに，パソコンがウィルスに感染し，そのウィルスを知人にばらまくという始末の悪いやつだ．頼むから，自分のパソコンぐらい自分で守っておいてくれと思う．

広告などの目的で，見ず知らずの不特定多数のユーザーに送りつけられる電子メールを「スパムメール」と呼ぶ．SPAMという名称は，米Hormel Foods社が製造している「SPAM（Spiced Hamの略）」という缶詰加工された肉製品に由来しているらしい．英BBCのコメディ番組「モンティパイソン」中に，相手の迷惑を顧みずに，このSPAMを連呼する場面があり，このことからスパムメールと名付けられたそうだ．インターネットが極めて手軽で低コストであるために，スパムメールは増加し続けているわけだが，全く迷惑以外の何物でもない．

とりあえず，個人レベルの対策として，不特定多数の人に知らせるメールアドレスはフリーメールサービスで取得したものにしてしまおう．自分のホームページなどに正式なアドレスを記載していると，そこへスパムメールが次々に送られてくるようになり，うんざりさせられる．そこで，フリーメールアドレスのみを公開しておき，信頼できる人にのみ正式なメールアドレスで返信するようにする．あるいは，エイリアス機能を利用しても良い．

それでも送られてくるスパムメールに対しては，メールソフトのフィルタリング機能を利用する．スパムメールの"From:"行や"Subject:"行などの情報に基づいてフィルタを設定し，次回以降はゴミ箱直行にしてしまおう．

高度情報化社会とは言うけれど，氾濫するのはゴミ情報ばかりである．これからの時代，この情報の洪水の中から，良質な情報を効率的に救い出す能力が必要である．

それにしても，くだらないメールが多過ぎる．．．