２００１年１２月３０日（日）
反省と抱負と

いよいよ２１世紀最初の年も終わりです．連日の忘年会も終わりを迎え，研究室内の人影もまばらになり，一人でゆっくりと一年を振り返るべき時なのかもしれません．

私個人としては，かなり大変な年でもありました．ポスドクとして活躍されていたＳ氏が他大学へ移られ，助手のＮ氏が米国留学に旅立ち，それらと時期を同じくして，博士課程に在学していた２名も巣立って行きました．これらの主力メンバーの穴が簡単に埋まるはずもありません．しかし，それでも，規模としては大学の平均的な研究室のレベルに戻っただけです．つまり，教授１，助教授１，助手１です．現在，私と一緒に研究している学生は８名ほどですが，それぞれに十分に時間をかけられていないのが現状です．再来年に控えたキャンパス移転の準備作業などもあり，本当に時間がありません．もちろん，だからと言って，平均的なレベルの研究しかできないようなら，研究者をやめる覚悟です．平均的な研究なんかに意味ないですから．来年も頑張らなくてはいけません．

この「独り言」も今年４０回目となりました．読者は研究室関係者（卒業生も含めて）が中心だと思いますが，暇潰しに読んで下さっている皆様，ありがとうございます．機会があれば，感想なんかも聞かせて下さい．来年も，今年ぐらいのペースで書いていくつもりです．あまりに調子に乗りすぎて，過激な発言が原因で，この業界から抹殺されないようには気を付けます．

それでは，良いお年を．