日曜日の夜に,北海道大学で開催されていた学会から戻ってきた.北海道は既に冬に突入しそうな気配であり,天気予報では山間部で雪が降るでしょうと言っていた.札幌の夜の街角では,コートを着ている人もいた.
今回が3回目の訪問であるが,北海道を大変気に入っている.日本とは思えない大自然に恵まれ,食べ物も美味しい.学部生の頃,初めて北海道を訪れたときの食事を今でも鮮明に記憶している.サロマ湖畔で食べたホタテ料理,函館で食べたイカそうめんやカニ料理,羅臼で食べたトド,そして数え切れないほど食べたイクラ丼.ちなみに,トドはあまりお薦めではない.話のネタには良いのだが...
イクラが大好きなので,決して普段は食べられない北海道のイクラ丼を忘れることができない.今回もほぼ毎日イクラ丼を食べた.昼間は会議で缶詰になり,夜はコンピュータの前に座って各種資料の作成に追われていたため,結局札幌以外へは足を運べなかったのが残念ではあるが,何年ぶりかでイクラ丼を味わった.しかし,内陸都市の札幌では仕方ないのかもしれないが,ご飯が全然見えないようなイクラ丼を食べることはできなかった.会議前も非常に忙しく,店をチェックしておく暇がなかったことが悔やまれる.
大学は本日から後期が始まった.それにしても,学会最終日を日曜日にするのだけは止めて欲しいものだ.月曜日から疲労困憊である.